遅漏とは何か?その原因について

遅漏(ちろう)という言葉は、早漏の対義語となります。早漏であれば、漢字に変換できますが、「ちろう」に関しては、変換はできませんので、「遅延と入力し、早漏を入力。そして、遅延と早を消し、「遅と漏を合体」させなければ完成できないようです。

この、遅漏は、性行為時において、射精される迄に要する時間が、当人の意思に反して遅れることを意味します。性行為だけでなく風俗遊びをする人で、相手方(大部分は、異性です)が「逞しいですね」と感心をするかもしれません(風俗遊びでは、顕著に見られる筈です)が、絶頂をするのが長引くと問題が生じる事が少なくありません。

遅漏で悩んだことってある?

遅漏が起きる原因としては、包茎手術をした結果、ペニスを覆っている皮を除去した事による感度の低下が考えられます。これは、陰茎を覆っている皮には、性行為や自慰をした際に気持ち良さを感じるようになっており、陰部の皮を除去してしまうと感度が低下してしまう恐れが出てきます。

勃起をした際に痛みが生じる真性あるいはカントン包茎の場合でも、健康保険等の公的保険が適用されない自由診療を望む人は少なくないとされています。その理由としては、社会保険が適用される包茎手術(泌尿器科が担当)では、陰部を覆っている皮を除去する事が在るから、とされています。

手術の結果、陰茎に垢が溜まらず衛生面の悩みが解消されたものの、感度が低下してしまえば「安物買いの銭失い」ならぬ、「保険適用で安く手術でき、その結果、感度低下」になってしまえば根本的な悩みが解消したわけではありません。感度低下をしたくないから、費用が高くても自由診療を選ぶようです。

遅漏で悩んだことってある?

包茎手術以外の原因

包茎手術で皮を切除してしまった結果、遅漏ないし遅発射精となったのはよくある話となります。ただ、遅発射精の原因としては、包茎を克服して皮を切除しなくても起こる事があります。それは、糖尿病が原因の皮膚感覚の低下です。また、抑うつ状態(例・経済的に破綻し、人生において喜びが感じられなくなったのが常態化したとき)になって感度が低下したりする事も考えられるでしょう。

また、違法薬物に手を出してしまい、大麻精神病等に罹患した結果、感度低下をした事も考えられます。薬物だけでなく、酒類を摂取して感度低下となった場合も考えられます(漫画の話となりますが、「飲み過ぎたかな。ちっとも痛さを感じない」というように、酔って感度が低下した事はあり得ます)。その他の原因には、性行為自体が不浄なものとみなしている人に起こり得るとされており、過剰なまでの純潔教育を受けた事がきっかけとなっているようです。

対処法について

遅発射精の対処法としては、脳内物質のドーパミンを促進させる精力剤等を摂取した方が無難といえます。ただ、糖尿病を患っている場合であれば手遅れと思いますし、健康な人が精神面で悩みを抱えて感度低下となったのであれば心療内科等を受診すると良いでしょう。性行為をしていると、絶頂し難い事については短期的な視点では「良いかも」と思われるでしょう。しかし、長い目で観ると、女性の膣内を傷付ける事になりかねないので、医者で診た方が無難です。

自慰が原因で感度が低下してしまった、という説が在るようですが、自慰については適度に行えば問題が生じる事はなさそうです。因みに、遅発射精に関しては、一時的に起こる事もあり得るので、その場合は放置せずに対処すべきでしょう。放置してしまうと、勃起不全に陥ることが在ります。

筆者の場合

筆者は、遅発射精になった事は、人生において何度かありました。それは、落ち込んだ状態が続いて、あまり勃起をしない時であり、自慰をしていもあまり気持ち良くはありませんでした。

落ち込んだ状態ですが、これは試験に不合格となって「自信があったのの、不合格になったなんて!」と悔しくなって、精神的にショックになったから、だと思います。ショックになった時は、確かに感度が低下してしまい、マイナスな思いが頭の中に在りました。そのため、感度を良くしたい、と悩みました。

現在の筆者は、別に遅発射精に陥っていることはありません。精神的なショックは徐々に良くなり、自慰をする時は「写真等を観ながら、気持ち良く行う」を心掛けています。

因みに筆者は、風俗遊びが好きでして、2発目については絶頂はし難いです。1回目は早く絶頂をしてしまいますが、2回目の射精については、前立腺を刺激するなりすれば、割と射精がし易くなります。